東北大学金属材料研究所2号館講堂他 改修
多棟構成の研究所の部分内装改修である.歴史と権威ある研究所の100周年記念事業の一環として計画された.
改修として求められた場はエントランスホール,ホールから続く廊下や諸室,講義室,そして別棟の記念館の資料展示室等である.点在した場所の意味や役割を明確にし,ストーリーを加えるような作業で個々の場所を再構築し,繋げていった.過去の偉大な功績の展示から現在の先進的な研究のPR,そして未来への躍進をイメージし,それぞれの場にあった空間をつくりあげている.
[概要]
用途:講堂/ラウンジ/アプローチ/資料展示室/玄関ホール
改修部延床面積:710.93㎡
構造:RC造
設計期間:2013.05~2015.04
竣工:2016.02
設計監理:藤野高志/生物建築舎 + 一級建築士事務所 アーバンスケープ
監修:小野田泰明
施工:鷹觜建設(株)
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